About
主宰者について
禅ゲシュタルトは、陣内裕輔が主宰する、坐禅とゲシュタルトアプローチによる気づきと接触の実践です。
私にとって、最も長く続けてきた実践の軸は坐禅です。1982年、大学時代に臨済宗天龍寺派の高歩院で大森曹玄老師に入門し、坐禅を始めました。その後、吉田玄機老居士のもとで参禅を続け、1996年に印可を受けました。それからも坐禅を続け、気づけば40年以上になります。坐ること、そして日常の中でどう在るかを、いまも学び続けています。
もう一つの軸は、ゲシュタルトアプローチです。2011年から本格的にゲシュタルト療法のトレーニングと実践を続けています。ゲシュタルトアプローチを通して、問題を外から分析するだけでは見えてこないものに目を向けるようになりました。いま、この場で何が起きているのか。身体に何が現れているのか。言葉にならない感情や、相手とのあいだに生まれている動きに、どのように気づくのか。そこから、関わり方が少しずつ見えてくることがあります。
2022年から2026年まで、日本ゲシュタルト療法学会の代表理事を2期4年務め、ゲシュタルト療法の普及や学術活動にも関わってきました。
禅やゲシュタルトと向き合ってきた場所は、修行や学びの場だけではありません。長くIT企業で、製品開発、戦略人事、組織開発などに携わり、人がどのように働き、関わり、変化し、行き詰まるのかを見てきました。現在は、リーダーシップ・マネジメント育成、コーチング/チームコーチング、組織開発などの領域でも、ゲシュタルトアプローチを応用しています。
禅ゲシュタルトは、こうした異なる領域での経験を一つの理論にまとめようとして生まれたものではありません。坐ること、人と関わること、仕事をすること。そのそれぞれを通して繰り返し現れてきた、「いま、ここで、自分と他者と世界のあいだに何が起きているのか」という問いを、実践として探究していく場です。
この実践について
禅ゲシュタルトのワークショップは、精神疾患や心理的症状の診断・治療を目的とするものではなく、医療行為を行うものでもありません。心身の状態について治療や専門的な支援が必要な場合には、医療機関や心理臨床の専門家への相談を優先していただきます。
禅ゲシュタルトは、坐禅とゲシュタルトアプローチを通して、日常のなかで自分と世界との関わりを見つめるための実践です。
Profile:陣内裕輔
株式会社サティワークス代表。禅ゲシュタルト主宰。
一般社団法人日本ゲシュタルト療法学会・前代表理事。
訳書に『ゲシュタルトコーチング――豊かな虚空』(春秋社)。